朝井リョウによる原作小説
【正欲】 映画化決定!!
稲垣吾郎×新垣結衣 Wガッキ-主演!
監督:岸義幸
2023年全国ロードショー
「明日、死なないこと」
この世界がいつの間にか設定している生き方のゴール。
家庭環境、性的指向、容姿――様々に異なった”選べない”
背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が 傑作か、問題作か。
生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを
炙り出していく衝撃的なストーリーを ある種のラブストーリーとして映画化するのは
『あゝ、荒野』(2017)、『前科者』(2022)などを経て
その手腕にさらに期待が高まる演出家・岸善幸と
原作を大胆に再構築しながら監督の演出の可能性を拡げていく脚本家・港岳彦。
このふたりのタッグにより、生きていくための原動力が
「当たり前」とは違う形である人たちの人生を
大胆な演出表現をもって映像として浮かび上がらせ
2023 年、日本映画最大の意欲作の誕生を予感させます。
稲垣吾郎×新垣結衣
奇跡のタッグがセンセーショナルで挑戦的な人物たちに迫る
横浜検察庁に務める検察官であり、自分の力でマイホームを持ち
妻と子を養う寺井啓喜(てらい・ひろき) 役に
『半世界』(19/阪本順治監督)、『ばるぼら』(20/手塚眞監督)、
公開を控える『窓辺にて』(22/今泉力哉監 督)など 精力的に映画出演を務め
その演技・役柄の幅広さを不動のものとした稲垣吾郎が挑む。
そして、広島 のショッピングモールで契約社員として働く
桐生夏月(きりゅう・なつき)役に 大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」や
映画『劇場版コード・ブルー-ドクター・ヘリ緊急救命-』(18/西浦正記監督)、
『GHOST BOOK おばけずかん』(22/山崎貴監督)に出演、
今や国民的人気を誇る 新垣結衣。
特殊性癖を持つことを隠して生きる 夏月という難役に挑む。
小学校不登校の息子が世間から断絶されてしまう可能性を恐れる寺井と
自ら世間との断絶を望む夏月が いつ、どこで、どのように交わっていくのか・・・。
生きることと死ぬことが目の前に並んでいるとき
生きることを選ぶきっかけになり得るものをひとつでも多く見つけ出したい
映画に込める想いをどう昇華させていくのかが見どころになっている。
映画は現在絶賛撮影中であり、10 月下旬にクランクアップ を予定している。
「生き延びるために、手を組みませんか。」
あってはならない感情なんて、この世にない。
それはつまり、いてはいけない人間なんて、この世にいないということだ
人間が本当の意味で「生きていく」とは どういうことなのか。
尊厳はどこにあるのか。
その大きくつかみようのない絶望と希望の狭間に挑む。